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11月2日の大統領選挙は、選挙人が誰に投票するかを選ぶんだってことは分かったんだけど、その選挙人ってやつらは、これからなにするんだよ?? --そんな質問を受けました。 (答え) 合衆国憲法第2条第1項と法律で、次のように決まっています。 まず、選挙人は、12月に、それぞれの州に集まって投票します。 集まる日は、12月の第2水曜日の次の月曜日になっています。ややこしいですね。 投票結果は、きちんと封印されて、連邦政府の所在地に送付されます。 あて先は、上院議長。副大統領が兼ねているので、今は、チェイニーですね。 これを、翌年の1月6日に、上院下院全員の前で上院議長が開封し、集計するわけです。 というわけで、本当の新しい大統領が選ばれるのは、1月6日ということになります。 おまけですが、大統領の就任式は1月20日に行われ、 議会の西側から演説が行われることになっています。 ところで、選挙人は、本当に決められたとおりに投票するのかよ? という疑問があります。 多分、多くの州では、選挙人の配分方法が州憲法で規定されているので、 選挙人はそれに拘束され、きちんと投票してるんだと思います。 ただ、2000年には、ワシントンDCの選挙人の1人が棄権するというようなこともありました。 また、僕のあいまいな記憶なんですが、19世紀に一度、 ある州の選挙人が、州の選挙結果を無視して、反対候補に投票し、 大統領選挙の結果をひっくり返したことがあったそうです。 その州出身の候補者だったのですが、その州では相手候補に敗れてしまいました。 そこで、まぁ、州の有力者たちががんばったんでしょうねぇ。 これまた、なぞの多い制度ですな。
by presidentbush
| 2004-11-09 18:44
| 大統領制度
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