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さて、せっかくだから、3番目の候補者にも注目してみましょう。 ラルフ・ネーダー この人は「緑の党」というマイナーな党の党首。 草の根消費者運動のカリスマで、シートベルトの義務化の運動や、 カリフォルニア州の保険制度を変えさせる運動を展開した人。 大学時代に勉強した損害保険にもこの人の話が出てました。 さて、このおっさん。超リベラル。民主党の方向ですね。 共和党は保守的な方です。 共和党:金持ち優遇、減税、小さな政府、キリスト教万歳 そういう伝統的な考え方を大事にするのが保守党で、 その典型がブッシュ大統領です。 いや、厳密には、政策的には違うんだけどね。 で、このラルフネーダー、当選する確率は、0。 いや、まじでゼロです。 そして、前回の2000年も、一つの州でも勝てずに見事に落選しました。 しかーし!! 結構、民主党系の票を喰っちゃったんですね。 僅差のフロリダ州で、ラルフネーダーに票が流れていなければ、 きっとゴアが同州で勝ってたし、大統領にもなってた。 さらに、ラルフネーダーは、 投票日前日にフロリダにやってきて選挙活動してたというおまけつき。 ラルフネーダーがいなければ、ブッシュ当選はなかったでしょう。 そして、多分、9/11はあっただろうけど、 イラク戦争までという事もなかったでしょう。 結構、罪なおっさんです。 ちなみに、1992年のパパブッシュがクリントンに負けたときも、 ロス=ペローというお金持ちが出てなければ、 パパブッシュが再選されていたと思われます。 この民主党からすると困りもののラルフネーダー。 今回は、前回ほどの旋風を吹かせるのでしょうか? 今回も、アメリカ大統領選は僅差になるといわれています。 3%の得票でも、一つの州の結果が入れ替われば・・・。 でも、一応、前回ほどは得票しないように思われています。 理由1 : 前回ネーダーに入れたばっかりにブッシュが当選した。 今回は、もうラルフネーダーに投票している余裕はない。 理由2 : 緑の党の公認候補じゃないから、選挙候補者になるためには、 署名運動をしないといけない。 その他、いろいろと小さな理由はあるけど、 こういうちっちゃい要因が、誰が大統領になるかを決定しちゃうことをお忘れなく。 最後に、レーガン大統領に黙祷。
by presidentbush
| 2004-06-06 22:54
| 大統領選挙2004
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